こんにちは、写真整理アドバイザー事務局です。
本日のお題は、スマホの写真・動画データの受け渡し方法についてです。
スマホで撮った写真や動画は自分だけの中に留めていますか?
おそらく一緒に写った友人に送ったり、遠く離れた家族に送ったりなど、
共有する方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
受け渡しはどのような方法を選ぶのがよいのでしょうか。
写真整理の観点から言えば、、、
よく使う方が多いと思いますが、LINEでの受け渡しはオススメできません。
なぜなら、LINEで写真データを送信する際には、データを圧縮するためにExif情報(撮影日時など)が削除されてしまうからなんです。
通常自分のスマホで撮影した写真データには撮影日時が保管されているので、jpegに書き出しした時にも情報が保持されます。
(いつどこで撮影された写真なのかすぐに特定できる!)
しかし、受け取った写真をスマホに保存し、jpegに書き出すと撮影日付は消えてしまっているので、いつの写真なのか分からなくなってしまうんです。
記憶の新しいうちであれば自分で撮影日時を正しい日時に変更してしまえばよいのですが、大抵の場合はまとめて作業をすることが多いので、作業した時点ではもう記憶があやふや・・・となり兼ねません。
そこで、私がオススメするのは、標準のメッセージアプリやメールでの受け渡しです。圧縮せずに送るのがコツです。
圧縮しないため、送信の際にデータ容量が大きくなります。
できるだけwifi環境下で実施することをオススメします。
しかし、セキュリティの観点からいうと、
Exif情報を保持したまま送信することで、個人情報の流出に繋がる可能性もあります。
設定次第ですが、撮影日時だけではなく、撮影場所も保持しているため、自宅の場所や訪れた場所日時が特定されてしまいます。そう、自分の行動が追跡できてしまうんです。
自分の情報を漏らしたくない場合は、LINEで渡すなど、
相手との関係性を判断した上で、自分に最適な受け渡し方法を選ぶとよりよいと思います。
Exifとは・・・
撮影した画像データと併せて、撮影した日時やデジタルカメラの機種、絞り値、画素数、ISO感度、色空間、といった情報をまとめて記録することができる。